自宅で教室を開きたい方向けの本を読んでみると、
「お教室のコンセプトを決めましょう」
よく書かれています。
なるほど、その通り。
が、
はてさて、そもそも「コンセプト」って、何でしょう?
コンセプトって?
辞書を紐解いてみると
「概要」
と出ています。
「??
概要を決める??
なんのこっちゃ??」
ですよね。
始めて教室を開く先生には、
いまいちよく分からないでしょう。
前田も最初のころは、わかったようでわからない、
つかみどころのない用語でした。
いえ、今も、ですけど(笑)
で、いろいろと探っていくと
お客様つまり生徒さんが
その商品、つまりあなたの教室を
一発で分かる
直感で分かる
パッと見で瞬時に理解できる
のが、
「コンセプト=概念」
であるというらしいことがわかってきました。
「う~ん、前田さん、具体的にお願いします。
(余計に分からんワ)」
という声が聞こえてきます笑
例えばピアノ教室
ピアノを教えるお店と一発でわかりますよね。
例えばラーメン屋さん。
ラーメンを食べさせてくれる店
家電屋さんなら、家電を販売している店―
一発でわかります。
でもちょっと待って下さい。
これは単なる「業種」で、
コンセプトには、なりません。
これだけの「情報」で、
習いに行ったり、食べに行ったり、テレビを買いに行きますか?
ま、ラーメン屋さんや家電屋さんなら、
試しに行ってみる、ということもあるでしょう。
しかし、こと「教室」となると、
―特に個人自宅教室では―
どんな教室なのかわからないと、
人は重たい腰をあげないものです。
どんなピアノ教室なの?
どんなラーメン屋さんなの?
どんな家電屋さんなの?
とその教室、お店を「定義づける概念」、
それが「コンセプト」なのです。
「どんな=コンセプト」
と置き換えると分かりやすいです。
コンセプトの効果
さらに忘れてはいけないこと、
必ず考えなければならない前提的要素、
それが「競合」教室の存在です。
私たちは何かを購入する際、
必ず何かと比較します。
数あるライバル教室、お店と比べられて、
「それでも選ばれる教室」
それが「コンセプトがある教室」なのです。
言い換えると、
「選ばれるためにコンセプト=どんな」が必要となるのです。
コンセプトを開講準備期から開校後 1年、2年、3年、、、
と考え続けていけば、
地域で一目置かれる、
根強い「ファン」のいる教室として、
他教室と差別化された独自の教室となっているでしょう!
さほど考えず、
自分の「やりたい」が先走り、
後になって大変困る先生・経営者もいるのです。。。
―前田のことです笑
どんな教室にするのか
これを十分に考えていきましょうね!
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