飲食店が開業をするとします。
ラーメン屋でもファミレスでも居酒屋でも想像してください。
飲食店がまず、一番忙しい時っていつだと思いますか?
新規開校時から軌道に乗せるまで
これが、まずは開業の時なのです。
開業時にとにかくお客さんをたくさん集める。
そして2日経ち3日、1週、だんだんとお客さんが減り、
落ち着いてきて、通常の営業になっていくわけですね。
ここからが飲食店は勝負になってくるわけです。
つまり、開業時に集めたお客さんを、
どのようにか固定客にしつつ、一方新規客を集める、ということです。
新規開業で、一番大事なことは、まず「売上」をあげること。
いかにお客さんに集まってもらい売上をあげるか、
そこに結構な予算をかけるのですね。
では、自宅教室の場合、どうでしょう?
あなたがすでに開校している場合、当時のことを思い出して下さい。
あなたがこれから開校の予定なら、
今現在、生徒募集にかけるための広告費についてどうお考えですか?
もちろんブログや口コミ、チラシなどで十分に集客できている方もいらっしゃいます。
「最初は2、3人でいい。口コミで少しずつ増えてくれれば」
というのも、それであなたの望んでいる未来図に到達できるのなら、
十分に有り、です。
しかしビジネスとしてきちんと取り組んでいきたい方が、
開校時に、いえ、開校後も
「広告にあまりお金が掛けられない・かけたくない」
というのはいかがなものでしょうか??
お金がなくて広告費がかけられないということは、前田も経験しています。
何とかお金をかけないで集客できないものかと思いました。
しかし― 前田は
売上を上げるという、一番大事なことにお金をかけられない。。。
それってちょっと変なのではないだろうか?
と思うようになりました。
広告は消費、投資?
お金をかけるといっても、10万20万をいきなりぽ~んとかけよう、
といっているわけではありません。
必要な時には月に2~3万円、
いえ5万~6万くらいは使っても良いのでないか、と思うのです。
あなたが広告費をかけられない理由―それは
「どれくらい効果があるかどうかがハッキリと分らないので
かけたくてもかけられない」
という点に尽きると思います。
それは、広告を「消費」ととるか「投資」ととるか、
というマインドにもかかってくるのです。
消費ととるのなら効果の分らないものに大切なお金はだせませんよね。
しかし「投資」ととるのならー
リターンがあると分かっているのなら、お金を出す気にはなりませんか?
損をしないように、少しは勉強しようという気になりませんか?
前田のお師匠さんは集客は投資であるとはっきり言っています。
この方は まずPPC 広告だけで月に最低50万使っているといいます。
今はフェイスブック広告で月にン百万の売り上げをあげています。
※PPC広告:グーグルやヤフーの検索結果ページなどに表示される広告。
ペイ・パー・クリック広告
それに比べて前田は使うときは2~3万、良くて5~6万使いましょう、
といっているのですから、微々たるものです(笑)
で、ここで出てくる言葉が「費用対効果」です。
前田もよく、メルマガ読者さんにアンケートを取っていたのですが、
この費用対効果という言葉はよく出てきました。
「費用対効果」は言い訳の言葉?
なので質問です。
どういう結果が得られれば費用対効果がいいとあなたはお考えですか?
例えば広告費3万円使って、何人の入会者がいれば費用対効果が良いといえますか。
その根拠は?
なぜその人数だと費用対効果が良いといえるのでしょうか。
…さあ、いかがですか?
前田もなかなか答えられません(笑)
…っていえいえ、いくつかあるのですがまずは
1人あたりいくらの広告費で体験申し込みがあったか
で図っています。
かつ、前田の教室あんぷらぐどは6年目までの結果でいうと、
10人体験に来ればその半分5人が入会、1年後はその半分の2.5人が在籍している、
ことがわかっています。
ですので、この入会率も一つの目安にしています。
前田はアンケートにお答えいただいた読者さんによくいっています。
あなただけの必殺の方程式を作ってください
と。
有料であれ、無料であれ費用対効果を良くするのも悪くするのも、
あなた次第だ、ということも付け加えておきます。
もう一つ、費用対効果のうち、ほとんどの人が考慮に入れていないことがあります。
時間対効果
ブログ・フェイスブックなど無料ツールで集客というのは、
時間と手間ひまがかかります
で、有料広告というのは、この手間ひまと時間を短縮してくれるのです。
つまり「時間対効果」という訳ですね。
そう、有料広告というのは
費用対効果と時間対効果という二つの側面
から見なければなりません。
多くの人はこの「時間対効果」というものを考慮に入れていないのですね。
例えば、2~3ヶ月かけて3~4人がポツポツと体験・入会してくるより、
ひと月毎に3、4人が継続して入会し続ける方が、
収入も安定しますし、精神的にもいい影響があります。
有料というのは「時間を買う」とも言えます。
時間というものは、誰にでも平等で、
かつ「生きている限り」という期限付き、つまり有限です。
ならば、目指す未来には、早くたどり着いた方が良いですよね。
そうすれば、「さらに目指す未来」への道が広がるわけです。
簡単に言えば、夢が広がるのです。
やりたいことが大きくなるのです。
いえ、スケールを大きくしなくても、
より深くあなたのやりたいことを掘り下げていくことができるのです。
生徒さんを集めるということは、あなたの目指す未来へのプロセスの一部に過ぎません。
しかし、生徒さんが集まらないと、目先の生徒募集、目先の売上に囚われてしまいます。
意に沿わないこともしなければならないかもしれません。。。
思い出してください。
どんな「想い」で、どんな「情熱」をもって
どんな「価値」をあなたの生徒さんに
伝えようとしているのでしょうか?
あなたの「未来図」への、旅の途中の障害を少しでも減らして手間取ることなく、
進みませんか?
あなたのやるべき事は「集客」のみではないのですから。
終わりに
ビジネスにおいてお金がないということ、それは「売上がない」 ということに他なりません。
売上がないということは、生徒さんがいないということ。
開校1~2年、前田はこれを経験しています。
これがどんなに辛く情けないか。。。
このような思いをあなたにはして欲しくありません。
ビジネス上の悩みは売上が上がれば、8割方解決するといっても過言ではありません。
そんな大事なことなのに労せずしておいしい果実だけを獲るー
そんなに甘いことはないんでないの、とやっぱり前田は思うのです。。。
【自宅教室SMP ひとことアドバイス No53】
※ブログ本編と必ずしも内容が一致しているわけではありません。
★消費者の購買心理 その3
人の購買する心理
認知
↓
感情
↓
行動
有名なのでご存知かもしれませんが、
この法則をAIDMA(アイドマ)といいます。
1、Attention (注意)
2、Interest (関心)
3、Desire (欲求)
4、Memory (記憶)
5、Action (行動)
この5つのプロセスを経て、
ようやく人は購入するというものです。
認知段階は、1、Attention (注意)です。
自宅教室において、注意を引くオーソドックスな手法は
タウン誌・フリーペーパーに広告を打つことです。
インターネットの場合、
メルマガやブログ、ソーシャルネットワークも活用します。
注意を引く段階では、広告は、
その効果がもっとも高いのですが、
心理過程において効果は段々低下していきます。
ですので、次の感情段階からは、
接触効果、つまりコミュニケーションが
大きな役割を持ちます。
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