いままで、さまざまな方の相談を受けました。
ギター
ピアノ
リトミック
声楽
サックス
料理
パステルアート
フラダンス
・・・
悩みの内容は似ています。
いくつかのパターンにも分類できます。
しかし、1対1で向き合うと、目の前にいる人それぞれに、
受け答えがすべて同じ、ということはありません。
どういうことかというと、
その人によって使っている言葉・表現、ロジック、
返ってくる言葉(受け止め方)が違うのです。
同じ分野の質問をやりとりしていても、
開校中の方、開校前の方で当然違います。
ひとりひとり「ことば」が違うのですね。
すると、どう「伝え」れば、
この方にはきちんと「伝わる」か、を考えます。
これを、誰にも同じように、また、一般的に述べてしまうと、
教科書や大学の講義みたいになってしまって、
自分のこととして受け止められないと思うのです。
ここから本題です(笑)。
そう、「自分のこととして受け止められない」と
人はアクションを起こしません。
教室でいえば、広告などあなたのメッセージに
何の反応もおこさない、つまり問い合わせ・体験に来ない。
いえ、さらに言うなら、「そんな教室あったの??」
と存在すら認知してもらえないのです。。。
では、どうすればいいのか?
カンタンです。
見込み生徒さん像を、「絞る」のです。
絞って、自分のこととして受け止めてもらい、
行動してもらうのです。
何度も言っていますね^^
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顧客ターゲットを絞る―
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やはり皆さん、これがなかなかできないようですね~
前田もそうでしたから、気持ちはわかります。
でも、だまされたと思って、絞ってください。
言葉を、あなたのメッセージを、
まず「ひとり」に届けてください。
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たった一人を満足させられないで、
もっとたくさんの人を満足させられるのか
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と、何かで読みました。
絞ると、来ます!
絞って来ない場合は、絞り方が悪い、
ということがまずひとつ挙げられます。
前田が開校して一番最初の壁は、生徒募集つまり集客でした。
そして次が、生徒数20名の壁でした。
生徒数が20~22人になって、やったと喜んでいるのも束の間、
すぐに2~3人辞めてしまい、18~9名になるということが続きました。
ところが、ある「3つのこと」をやってからその壁が破れ、
1年の間に20名が30名になり、40名になり、48名になったころから、
あんぷらぐども停滞期を迎えます。。。
人数が増えたのは、グループレッスンを始めたからなのですが^^
(グループレッスンの集客・継続の困難さはまた別の機会に)
とにかくこの「3つ」を行うことは、生徒募集において
十分、マンツーマンでもグループでも応用できます。
それは、とても大変なことではなく、ビジネスの基本に忠実なこと、です。
その三つとは、何をしたかというと―
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1)講師の強み:経験があり実績のある得意分野に焦点を絞った
2)生徒さんの悩み:よく聞く生徒さんの悩みに焦点を絞った
3)広告の文面:悩み解決を切り口に広告文を書いた
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1)と2)に共通することは、いわゆる「絞り込み」です。
特に2)。
今日は2)について、前田の失敗談をお話しますね。
「顧客ターゲットを絞り込むことが大切です」
とよく聞くと思います。
しかしこれが最初はなかなか難しい。
何が難しいかというと、絞り込むと
「生徒さんが来なくなるのではないか」
という恐怖心に勝つのが難しい。
開校1年目の前田がそうでした。
絞り込むと来なくなるのでは、という不安の方が大きいのですね。
で、2~3年目、絞り込んだと思っていたのですが、
今から思うと不十分であったりするのです。
しかしありがたいことに、それでも何人かは生徒さんが来てくれるから、
それで良し、という気になってしまうのですね。
実はこれも一つの落とし穴で、すぐに生徒数の頭打ち現象、
伸び悩みが続くのです。
前田の場合これが「20名の壁」となって現れました。
この時は結構きつかったです。
何しろ自分ではうまくいっている、と思っているのですから(笑)。
「どこがおかしいんだ」「何がいけないんだ」「俺が間違っているのか?」
自分を疑い、自信をなくしてしまったりするのです。。。
このあたりから前田は、誰か人に聞くことを考えます。
セミナーに行くなど、もう一度勉強しようという気になってきました。
で、仕事がうまくいっている人の話は、新鮮でしたね~^^
と同時に「自分はなんにもしてないな。何もできていないな」
という事を思い知らされました。
ここから始めたことが、上記三つのことなのです。
前田がお世話になったコンサルタントも、
奇想天外のことをしているわけではありません。
むしろ基本に忠実なことです。
ただし、その密度と量が、前田と全く違いました。
よくある例話で恐縮ですが、
野球で、毎日100回素振りをしている人と
千回素振りをしている人がいます。
100回の人は、自分では十二分にやっているつもりなのに
結果が出ない、といいます。
しかし毎日1,000回やっている人から見れば、
100回なんて、何もしていないのと同じなのですね。
しかも千回やっている人でも、10回に3回ほどしかヒットが打てない。
100回の人では、何をかいわんや、ですよね。
結果を出す人は、結果を出すに足る理由があるー
あなたはいかがですか?
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■今日の問いかけ
もうひと踏ん張り、頑張れることは何がありますか?
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