あるコンサルタントがその著書で、
女性先生の場合、結婚してご主人が働いているので、
生活に困らないから自宅教室をやっていけているケースがほとんど、
と言っている方もいます。
なるほど、でも、それはそれでいいんじゃないかと前田は思っています。
外部環境の未曽有の変化
この先、日本経済がどうなっていくかわかりません。
東京オリンピックへ向けて日本は好景気が続くといわれていましたが、
降って湧いたこのコロナ禍。
ましてや、AIの発展により、仕事がなくなるジャンルがたくさんあるといわれています。
大手会社も副業可の方向に舵を取り、
これは「会社は社員の面倒を見ないよ、自分で頑張ってね」
ということだとか。
自粛、時短、テレワーク ―
こんな中で世帯収入を増やすのはとても良いことですよね。
今後はご主人・奥さまとともに世帯収入を確保していくことが大切になりそうです。
その昔、おうち起業という言葉のわな
こういう世の流れを「外部環境の変化」といいますが、これは
「自宅教室の生徒さんになる消費者の行動」を縛ります。
簡単にいえば「財布のひもがきつくなるかゆるくなるか」。
生徒さんに「なる側」の人々の習い事に対する意識・行動がどう変わるか、
それはわかりません。
自宅教室の先生は、社会に価値を提供「する側」の人間ですので、
世の流れがどうなろうともそれに適応し対応できる能力、
これを今から身につけておくことが必須になるでしょう。
それを図らずも、この未曽有の変化・コロナ禍の世が、
みごとに証明いたしましたね。
教室業界のオンライン・レッスンへの怒涛の動き―
今後もこの流れは定番として定着するでしょう。
このように、もし安易に始めていたら、
この未曽有の時期に教室運営は厳しいのではないのでしょうか?
2015、6年ころの、おうち起業・おうち教室とか、
好きなことで楽しく楽に儲けるとか、
もっと気軽に・気楽に起業しようよ、儲けようよ!
みたいな風潮だったのを、筆者前田は実は苦々しく思っていました。
個人事業主歴28年以上の筆者・前田としては、
そんなに楽なもんじゃないと、ひとり憤っていました(笑)
そんなに気軽に気楽に始められては、後が大変ですよ―
そういう思いを込めて、10年ほど前、
メルマガを発行し「自宅教室の救急箱」や「自宅教室のトリセツ!」というブログを書き溜めていたのです。
これから自宅教室を始める先生の、周りの先生たちが、
とても楽しそうに活躍していると見えるでしょう。
しかし当然ながら活躍している先生方は、
きちんと自分と向き合い、専門スキルを高め
いかに自分を活かしつつ人の役に立てるか、
という努力を惜しんでいません。
好きなこと・やりたいことで起業できるというのは幸せなことです
苦労が苦労ではない・努力が努力ではないのですから。
そうやってご自身の未来をご自分の力で手に入れる、
それはあなたの選択・決断次第なのです。
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