前田は開校1~2年はホントに資金繰りに苦労しました。
これはなぜか―
カンタンです^^
入ってくるお金より、出て行くお金の方が多かったからです。
前田の場合、出て行くお金は、講師料・借り入れの返済金、
広告費が大部分を占めました。
足りなくなった部分はどうしたかというと
そうです。お好み焼き屋からの持ち出しです
ああ、前田の給料が…笑
今でこそ冗談めかして書けますが、当時はほんとに大変でした^^
以上を「ビジネス」として考えてみましょう。
題して
「破綻しない自宅教室経営のビジネスモデルとは?」
ビジネス・モデルを考える
そもそも「ビジネス・モデル」って何でしょう?
教科書的にいうと
「事業が成り立つ仕組み」「利益が出る仕組み」
です。が、何のことやら、ですよね。
前田も最初はどうもピンと来ませんでした。
ところがある日、こう考えたら腑に落ちました。
払う所に払うものを払っても、手元にお金が残っている状態
事業というものは、自分1人でやっているのではなくて
必ずどこかと関係を持って行います。
例えばお好み焼き屋なら、複数の食材の仕入れ先、おしぼり屋さん、
備品購入、設備の維持・メンテナンス業者さんなどなど。
「事業が成り立つ仕組み」とは、ものすごく簡単に言えば、
お金が回っている、ということで、
つまり、どこにも迷惑をかけていない、ということです。
払う所に払うものを払っていけている、ということです。
そして手元に残っているお金が多ければ多い程、
利益が出ているということです。(利益が出る仕組み)
自宅教室が成り立つ仕組み
自宅教室でも同じです。
あなた1人がいて成り立つものではありません。
楽譜を仕入れたり、譜面台を買ったり、
紅茶の茶葉を仕入れたり、花材を買ったり
設備・消耗品を買ったり… etc
このように、他者と関わりますね。
そして、生徒さんがいて初めて「教室」が成り立ちます。
つまり、
生徒さんから月謝をいただき、払うところに払って、
あなたの手元にお金が残っている―
この「流れ」が滞りなく回っているとき教室経営は安定します。
ところが、流れが途切れるときがあります。
そう、生徒さんがいない、少なくなった、というときです。
これについては後述します。
自宅教室が成り立つためのモデル
さてビジネスモデルのもう一つの定義、公式ともいえるでしょうか、それが
「誰に、何を、どのように」
です。
でもこれも、わかったような分らないような…ですよね。
また前田の場合を例にとって解説いたします。
2010年前後、前田の教室・あんぷらぐどで広告の反応がよく、
よって一番力を入れていたのが、中高年向きの
「マネトレ!まねするだけの超~基礎ボイストレーニング」です。
これは、
—————————————————————
発声に何らかの悩み・課題を持っている中高年向きに……誰に
先生のまねをすればいいという、
発声の基礎の基礎を教えるボイトレを……何を
8名までのグループレッスンでしかも低料金で教える……どのように
—————————————————————
というレッスンです。
さらに加えると、このレッスンは、
教える先生の得意中の得意であるカリキュラムで、
しかも、他にはないと生徒さんが言ってくださるくらい、
競合と差別化され優位性のあるレッスンなのです。
「誰に、何を、どのように」
これが前田の言う「教室を創りこむ」段階で、
「払う所に払うものを払っても、手元にお金が残っている状態」
を作り出すための具体的な設計図となります。
自宅教室が成り立つ仕組みを徹底的に考える
「創り込む?…って一体何をすればいいのですか?」
そんな疑問が湧いたでしょうか(笑)
それは「誰に・何を」を徹底して考えることです。
そのコツは「誰に」を「絞り込む」ことにあります。
(この点についてはまた今後に解説いたしますね^^)
この段階の作りこみが甘いと、
開校当時の前田のように教室の方針がブレまくり、
生徒募集がうまくいかないという結果になりますので、
気をつけましょうね!
そしてこの設計図がよくできていて、
次の第2段階の行動がうまくいくと―
あなたの「勝ちパターン」が見えてきます。
さあ、勝ちパターンとは何でしょう。
第2段階の行動とはなんでしょう。
ビジネスが回らないということ
さてだいぶ前ですが、
リーマンショックの時、お客さんが激減して
「月に300万の売り上げがないと回っていかないビジネスモデルなので…」
とニュース番組で六本木界隈のとある飲食店の店長が言っていました。
つまり、300万ないと
「払う所に払えない」「どこかに迷惑がかかってしまう」
状態になるのですね。
で、この300万はどこから来るのかというと、当然お客様ですよね
「誰に・何を・どのように」が決まっていれば、
あとは実際にお客さまを集めるのみです。
自宅教室でも同じです。
そうです、教室を作り込んだ次の行動は
集客=広告・プロモーション です。
自宅教室を成り立たせるプロモーション
「誰に・何を・どのように」が、上手に作り込めて、
かつ、反応のよい広告、効果的な集客ができるようになると、
あなたの「勝ちパターン」が見えてきます。
つまり、
誰にどんなサービスを提供するか考えた。
あの広告媒体に乗せると反応がよく、
うまく集客できて入会率も高い
といった、
「こうすると成功する」「こうするとうまくいく」という、
あなただけの「生徒募集の必勝の流れ」ができる
のです。
ビジネスモデルについては、専門書やビジネス書を読めば
頭ではわかります。
が、しかし、実際に実務で活かすには大変ムズカしく、
それは「成果が出ない」という結果になって現れます。
結果がでない―
・・・落ち込みますよ~
終わりに
講師兼オーナーの場合、講師料を支払わないで済む分、
前田ほど苦しくはならないかと思いますが、
生徒さんが集まらない状態が長く続いたときは要注意です。
この集客=生徒募集がうまくいかないと、払うところへ払えず、
開校当時の前田はお好み焼き屋からの持ち出しとなりました。
自宅教室の場合、
「広告代足りないからお金貸して~」
と、親・だんな・奥さまにいうようなものです。
これはもう実質的には経営破綻なのですね。
店舗を借りているところでしたら、即、追い出されます。
しかし「生徒募集必勝の流れ」があり、
生徒さんが常に一定数在籍するようになれば、
「払う所に払って手元にお金が残る」状態がずっと続きます。
これが前田のいう
「自宅教室を創る」
という意味なのです!
生徒数は30人でもいいし50人でもいい。
人によっては15人とか20人でも OK です。
(店舗型自宅教室ではもっと必要の場合もあるでしょう)
あなたのビジネススタイル、ライフスタイルに合った、
自宅教室を作りませんか。
そのお手伝いは前田がいたします。
お気軽にご相談くださいね!
【自宅教室SMP ひとことアドバイス No63】
※ブログ本編と必ずしも内容が一致しているわけではありません。
★伝えるスキル その4
4つの学習スタイル
1.WHY:なぜ学ぶのか
2.WHAT:何を学ぶのか
3.HOW:やり方(どんな風に)
4.WHAT IF:もしやるとどうなるか
4.WHAT IF:もしやるとどうなるか
WHATやHOWで伝えたことをやるとどうなるか?
という未来をイメージさせます。
つまりゴール設定です。
1か月後にはこうなる、
1年後にはこうなる、、、
例:食品添加物を摂取しないと、
1か月後には体調が○○になります!
あなた教室に通うと、
1か月後にはこうなり、
1年後にはこうなる!
と生徒さんに約束できることを
きちんと明確にしておきましょう!
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