「質の良い上質な素材を使っているのだから、
一度食べてもらえれば口コミで自然とお客さんが来るさ」
「質の高いレッスンをしているのだから、
一度体験に来てもらえればその良さがわかるはず」
これってどうでしょう?
…いわゆる「売り手の考え方」なのですね。
実は前田も最初の頃はこう考えていました…(苦笑)
売り手言葉は通じない
で、「質の高いレッスン」を、売り手の言葉で一生懸命説明しても、
生徒さんは来ません。
なぜなら生徒さん側からすると
「ふ~ん?」「だから何?」なのですね(笑)
ここでまず、「どうやって一度来てもらうか」が問題になります。
「いやそのために無料体験があるので…」
そうですね。無料体験を「目玉」にした広告を出したり、
HP・ブログ等で告知をしますよね。
・・・しかし「無料だから」だけでは
見込み生徒さんから申し込みすらしていただけません。
何か心に刺さるメッセージがあって、
それで初めて「じゃ、体験に行こうか。無料だし」
と重い腰を上げるのです。
無料だから体験に行くわけではない!
つぎに、そもそも質の高いレッスンとは誰が判断するんでしょう。
何をもって「質の高いレッスン」というのでしょうか。
「質の高いレッスン」は、あくまで教室側からみた
レッスンの特徴の一つで、見込み生徒さんからすれば、
単なるレッスンの説明書きにすぎません。
ひょっとしたら「そんなの当然のことです」と
考えておられるかもしれません^^
体験しただけで「質の高いレッスン」かどうかが分かるのは、
経験者や、いくつもの教室をまわってきた人(=他教室と比較できる)、
マニアックな人、となるでしょうか。
見込み生徒さんは「質の高いレッスン」であることを
確認するために体験にくるのではなく、
自分の悩みを解決してくれるかどうか判断するために
体験レッスンに来るのです。
そして、通い続けていただいたその結果、
「いいレッスンだ」「分かりやすくて上達も実感できる!」
⇒「質の高いレッスン」とみなす、のではないでしょう。
でも、どんなに体験で「質の高いレッスン」とやらをしても
入会しない人は入会しません。
前田の教室でも当然入る人・入らない人がでてきます。
マンツーマンでもそうですし、グループレッスンでは、
体験すると必ず1人2人は入らない人がいます。
それは、内容が思っていたのとちょっと違っていた、
日時・システムなど都合に合わない等、
やはりなにか希望に沿わないことがあるようです。
レッスンの質云々ではないのです。
質の高さをアピールしたいなら、
レッスンの何がどうで、あなたはこうなる・こう変わる!
(・・・だから質の高いレッスンである)、
と具体的に分かりやすい表現で説明しましょうね~。
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「質の高いレッスン」が必ずしも入会の理由NO1にならない。
もっと具体的なニーズに適うものが、入会の最大の理由になる。
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【自宅教室SMP ひとことアドバイス No66】
※ブログ本編と必ずしも内容が一致しているわけではありません。
選択を変え、行動を変え、違う結果を手にするためには、
「することの優先順位を変えること」が必須です。
難しく考えることはありません。
例えば、北海道や沖縄へ行く際に、
今までは飛行機で行っていたのに、それを
自転車で行く
フェリーで行く
鉄道・船を乗り継いでいく
etc
何をすべきか、最初の一歩から、
「選択」が変わってきますね。
まずは、ゴールイメージを明確に持つことです。
長期的なゴールは描きにくいという場合は、
3か月から6か月程度で構いません。
理想のゴールを、誰に遠慮することなく、
描きましょう。
自分の未来は自分でデザインできるのですから!
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