立ちはだかる生徒募集の壁
さて、18年前、前田が開校して一番最初の壁は、生徒募集つまり集客でした。
そして次が5名から10名~15名の壁、
その次が生徒数20名の壁で、ここが案外大変でした。
というのは、生徒数が20~22人になって、やった!と喜んでいるのも束の間、
すぐに2~3人辞めてしまい、18~9名になるということが1年くらい続きました。
つまり定着させるのが大変だったわけです。
ところが、ある「3つのこと」をやってからその壁が崩れ、
1年の間に20名が30名になり、そののち、
ほぼ40名~をキープできるようにまでになりました。
・・・といっても人数が増えたのは、
グループ・レッスンを始めたからなのですが(笑)
(グループレッスンの集客・継続の困難さはまた別の機会に)
とにかくこの「3つ」を行うことは、生徒募集において、
十分、マンツーマンでもグループでも応用できます。
それは、とても大変なことではなく、
ビジネスの基本に忠実なこと、です。
何をしたかというと―
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1)講師の強み:経験があり実績のある得意分野に焦点を絞った
2)生徒さんの悩み:よく聞く生徒さんの悩みに焦点を絞った
3)広告の文面:悩み解決を切り口に広告文を書いた
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1)と2)に共通することは、いわゆる「絞り込み」です。
特に2)。
今日は2)について、前田の失敗談をお話しますね。
生徒さんを「絞る」と出てくる恐怖
「顧客ターゲットを絞り込むことが大切です」
とよく聞くと思います。
しかし、これが最初はなかなかに難しい。
何が難しいかというと、絞り込むと
「生徒さんが来なくなるのではないか」
という恐怖心が出てきて、それに打ち勝つのが難しいのです。
開校1年目の前田がそうでした。
絞り込むと来なくなるのでは、という不安の方が大きいのですね。
でもまあ2~3年目、絞り込んだのです。
・・・と思っていたのですが、今から思うと不十分ですけどね(笑)
しかしありがたいことに、それでも何人かは生徒さんが来てくれるから、
それで良し、という気になってしまいました。
実はこれも一つの落とし穴で、すぐに
「生徒数の頭打ち」現象、「伸び悩み」が続くのです。
前田の場合これが「20名の壁」となって現れました。
この時は結構きつかったです。
何しろ自分ではうまくいっている、と思っているのですから(笑)
「どこがおかしいんだ」
「何がいけないんだ」
「俺が間違っているのか?」
自分を疑い、自信をなくしてしまったりするのです。。。
盲を開かれる感覚に
このあたりから前田は、誰か人に聞くことを考えます。
セミナーに行くなど、もう一度勉強しようという気になってきました。
で、仕事がうまくいっている人の話は、新鮮でしたね~
と同時に「自分はなんにもしてないな。何もできていないな」
という事を思い知らされました。
ここから始めたことが、上記三つのことなのです。
前田がお世話になったコンサルタントも、奇想天外のことをしているわけではありません。
むしろ基本に忠実なことです。
ただし、その密度と量が、前田と全く違いました。
よくある例話で恐縮ですが、
野球で、毎日100回素振りをしている人と千回素振りをしている人がいます。
100回の人は、自分では十二分にやっているつもりなのに結果が出ない、といいます。
しかし毎日1,000回やっている人から見れば、
100回なんて、何もしていないのと同じなのですね。
しかも千回やっている人でも、10回に3回ほどしかヒットが打てない。
100回の人では、何をかいわんや、ですよね。
結果を出す人は、結果を出すに足る理由があるー
あなた先生はいかがですか?
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■今日の問いかけ
もうひと踏ん張り、頑張れることは何がありますか?
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